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JR九州819系DENCHA

JR九州が架線式蓄電池電車「DENCHA」(819系)を10月から福岡県の筑豊本線で走らせると発表した。
電化区間で電気を蓄電池に取り込み、蓄えた電力をもとに非電化区間を走るという画期的な車両である。
電化区間と非電化区間が入り混じり、ほぼ平坦で線形が比較的良い筑豊本線の折尾~若松間で走る。
先行投入の1編成2両に続き、2017年春には6編成12両が増備されるという。

JR東日本の烏山線にもEV-E301系という蓄電池駆動電車システムを採用する電車が実用化されて毎日走っているけど、増備されるという計画を聞かない。
千葉の久留里線や八高線非電化区間(高麗川~倉賀野)にも投入してもらいたい車両だが、あまりうまくいっていないのだろうか。
愛称もACCUM(アキュム)というなじみにくいもので、増備計画が無ければこのまま「悪夢」で終わるのかもしれない。
九州のはDENCHA(でんちゃ)というふざけているようだが、子供にもすぐ覚えられる単純で分かりやすい名称ですぐに定着しそうだ。

こういう新技術への挑戦は評価したい。
東京在住だと利用機会はないが、筑豊本線での活躍を楽しみにしたい。
これが成功したら三角線とか長崎本線の長与支線や大村線とかにもDENCHAが投入されるかもしれない。

by rs422a | 2016-08-27 23:59 | sightseeing | Trackback | Comments(0)