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アプリモコンEZ


私の携帯電話au W31SA2には「アプリモコンEZ」という機能がある。
ナノ・メディアという会社が開発し、KDDIに提供しているらしい。


これは携帯電話機の赤外線通信機能を利用して、家庭用ビデオ機器のワイヤレスリモコン操作ができるものである。
テレビ、ビデオ、DVDプレーヤー、DVDレコーダー、スカパーIRDと5種類の機器を切り替えて使うことが出来る。
それぞれメーカーコードの設定が可能なので、異なるメーカーの組み合わせも可能だ。

我が家にあるビデオ機器はメジャーなメーカーものばかりなのでだいたい登録できた。
さすがにPSXだけは特殊なコードらしく登録できなかった。
東芝のテレビ、松下のVHSビデオ、ソニーのHDD/DVDレコーダ、ソニーのスカパーIRDと登録してみた。
なるほど、ちゃんとワイヤレスリモコンとして使える。
それぞれの機能は問題なく動く。
携帯電話機でリモコン操作ができるのはおもしろい。
しかしそれだけだ。
実用にはならない。
アプリモコンの起動に手間がかかることと、リモコン自体の機能不足があるからだ。

アプリモコンEZ起動の手順について書く。
 1.[MainMenu]起動
 2.[REm cont & infrared]選択
 3.[Rem Cont]選択
 4.「免責事項」で[OK]選択で、ようやく「アプリモコンEZ」が起動
 5.[リモコン]機能選択
 6.初期設定はテレビなのでそれ以外の機器を操作するには決定ボタンを連打
このように複雑な手順が必要である。
アプリモコンEZを起動した直後は「TV番組表」にフォーカスが合っている。
このまま決定ボタンを押してしまうと例によってEzweb接続して課金される。
ここでも小銭を巻き上げようとするauおよび関連会社の魂胆が見える。
せこい。
自ら望んで番組情報を取得するときは誰しもが該当メニューを選ぶはず。
フォーカスの初期値が明らかにおかしい。
一番使う機能は「リモコン」なのだから、アプリモコンEZを起動した直後は「リモコン」にフォーカスすべきだ。
これは設計ミスだと思う。

次にリモコン自体の機能不足について書く。
アプリモコン起動時に最初に出てくる対象機は「テレビ」である。
確かに一番操作頻度が高いのはテレビなので、この初期値設定は納得できる。
だが、どうせなら最後に操作した対象機を記憶していて次にアプリモコンを起動したときにはその機器の操作画面が出てきて欲しい。

アプリモコンの「テレビ」モードでは電話機の数字ボタンでチャンネル操作ができる。
上下キーでボリュームの調整が可能だ。
チャンネルの対応は、[1]~[9]はそのまま。
[*]が10、[0]が11、[#]が12のボタンに相当する。
しかし、「ビデオ入力」への切換機能がアプリモコンには無い。

ビデオデッキやスカパーIRDなど、ビデオ入力端子に接続した機器を操作できるのにテレビ本体の入力切換ができないのだ。
したがってテレビのビデオ入力を切り替えるには、テレビ本体に付属していたリモコンを探し出して操作するか、テレビまで近づいて本体の入力切替ボタンを押さねばならない
実にマヌケな設計だ。

まったくナノ・メディアの企画担当者はこんな設計で満足しているのか。
上からの命令どおりに作っただけで、実用性を考えていない。
きっと誰も自宅では使っていないのだろう。
子供だましもいいかげんにしてちゃんと使えるものを開発して欲しいものだ。

EZアプリってどれも便利そうなのだが、もうひとひねり足りないものばかりだ。
FMラジオしかり、アプリモコンしかり。
まるでお笑いの「ネゴシックス」みたいな存在だ。
 ※たとえがマイナー過ぎてわからないかもしれないが。
ちなみにFMラジオ機能の「EZ・FM」、ワンセグ放送受信の「EZテレビ ワンセグ」もナノ・メディア開発だ。
この調子ではEZテレビの出来もどんなものなのか想像が付く。
EZテレビを使っている人の感想を聞いてみたいものだ。
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by rs422a | 2006-03-16 23:23 | mobile IT | Trackback | Comments(0)
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