2011年 12月 24日
SEIKOソーラー電波時計の謎
セイコーのソーラー電波時計には文字板によくわからない表記が4箇所ある。
2時の位置にY 4時の位置にN 8時の位置にL 10時の位置にH という刻印だ。 カタログを見てもまったく説明が載っていないので実際に手にするまでは謎の存在だった。 これは時刻修正を行う電波の状況を表すものである。 セイコーのソーラー電波時計SAGZ043は日本時間の午前2時に電波を受信して自動時刻修正を行う。 午前2時の修正が失敗すると午前4時にもう一度トライするという仕様になっている。 電波修正が正しく行えたかどうかを確認できるボタンがついていて、このボタンを押したら結果が確認できる。 時刻修正が正しく行えていた場合はY(Yes)に秒針が直ちに移動して5秒間静止する。 時刻修正が行えなかった場合はN(No)に秒針が移動して5秒間静止する。 そして5秒後には通常の動作に戻るのである。 電波状況が悪い場合に備えて強制受信する機能もついている。 強制受信を行うと電波状況が良好な場合はH(High)の位置に秒針が移動して静止後、実際の時刻修正に入る。 電波状況が弱い場合はL(Low)の位置に秒針が移動して時刻修正動作に入るのだ。 時刻修正には結構な時間がかかるようだ。 長年の疑問が氷解した。 まだ時計を見ながら一人でにやついている私なのである。
by rs422a
| 2011-12-24 15:50
| mobile IT
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Comments(2)
アナログの電波時計は、外乱等によって針の基準位置がズレてしまうことがあるので、それだけは注意が必要ですね。
大幅にズレたときはすぐに分かりますが、ちょっとのズレだと、電波修正を普段信用しきっているので、狂いに気付くのが遅れますから。
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Commented
by
rs422a at 2011-12-27 21:18
★ソニカメさん
デジタル時代が長かったので、アナログの時計を見るとなんだか違和感を感じてしまいます。 針のずれもあるのですね。 この時計は針のずれを治す機能もついているようなので、ちょっと安心しています。 |
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