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Linux Mint 14 その3
なぜか我がブログにはLinux Mint 14を検索して訪れてくる人が多い。
たいした記事を書いていないのだけど、少しはLinuxの話を書いた方がいいかな。

1.Linux Mint 14を入れてみた
2.引き続きLinux Mint14

Linux Mint 14 Nadiaを愛用している。
旧Windows XP搭載のVAIO SZにインストールしている。
XPサポート終了後のPCでも十分使えることを感じている。
無線LANも使えているし、サウンドも問題ない。
VAIO独自のFnキーとファンクションキーを組み合わせての音量調節も問題ない。

OS付属のLibre Officeがなかなかよい。
Microsoft Office 2003までの文書ファイルdoc/xls/pptならばほぼ問題なく編集できる。
Calcのグラフ機能は大幅にExcelに劣っている。
たとえば円グラフを作るときになぜか反時計回りがデフォルトになっている。
いちいち時計回りに修正しなければならない。
ラベルの設定も一苦労、いや十苦労だな。思い通りに配置するにはかなり熟練が必要だ。
まあ個人レベルで使うには十分過ぎるほどの能力だけど。

ブラウザはFirefox、メールソフトはThunderbirdで十分楽しめる。
各種アドオン機能も楽しい。

画像編集ソフトはGIMPが入っている。
こいつはデジタルカメラの写真データを加工するにはよさげだが、私のようにCalcで作ったスコア表を単にgifとして保存するようなライトな使い方にはヘビー過ぎる。
jpg画像を保存するのもエクスポート機能を使わないとできないなど、高機能過ぎる故に使いづらい部分もある。
それを踏まえて使わねばなるまい。
ソフトウェアに求める性能は人それぞれだから普通のデジタルカメラ愛用者にはGIMPは使いやすいのかもしれない。

音楽ソフトはBansheeとかいろいろ選べる。
HTMLエディタとしてはBlueFishが使えるし、ちょっと工夫するとBlueGriffonも使える。
BlueGriffonはWISYWIG形式でとても使いづらいので少し使っただけでBlueFishに戻ってしまった。

ネットブラウズとメールしか使わない場合はLinux Mintだけで十分なソフトが入っている。

Windows XPと比較して決定的に劣っているのは日本語入力。
mozcかAnthyを使うことになるが、mozcは普段使わない無駄な言葉がたくさん入っていて好みではない。
Anthyを使っているけれども、学習能力が非常に低い。
以前に変換した言葉を蓄積する力がほとんどない。
なので、使えば使うほどバカな変換が増えていく感じだ。
その分、入力に気を遣うことになるからこれはこれでおもしろいかもしれない。


Linux Mint 15




 
本記事はよく読まれているようなので追記しておこう。
結局日本語入力の問題はmozcを使うことしか解決策はなかった。
Anthyのバカさ加減は使えば使うほどひどくなっていく。
とうとう「すみません」ですら変換できなくなってしまった。
冗談ではなく、本気で「酢美馬線」と変換してしまうのだ。
Anthyっていったい...
しょうがないのでmozcを使っている。
mozcはWindowsのATOKみたいに長文入力後に一気に変換する使い方は良くないと思われる。
無駄な変換履歴を学習してしまうので、その後の変換に悪影響を与える。
短い文節での単漢字変換と思って使うのがいいようだ。

Linuxのよいところはゲームに数独が含まれていることも見逃せない。
単純だが奥が深くて難しい。
「超難問」レベルは本当に難解でなかなか解けない。それだけに解いた時の爽快感がある。

Linux Mintも15になったことだから折を見てバージョンアップすることにしよう。
by rs422a | 2013-01-21 22:07 | Linux | Trackback | Comments(0)