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L3-2F 見事な逆転
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26日の西武対北海道日本ハムの一戦は3対2で西武の勝利。
それも0-2からの逆転勝ち。
石井義人が2打点、細川がソロホームランの1打点と伏兵が活躍した。
石井義人はダルビッシュ投手に相性がよく、自信を持っているらしい。
↓公式ページの画像へのリンクだけなのですぐに消えるかもしれません

実況の文化放送ラジオの解説は昨年まで日本ハムのユニフォームを着ていた岩本勉。
ダルビッシュ投手は7回に石井義人に勝ち越しのホームランを許した後、四球を出して降板。
岩本はダルビッシュのマウンドでの態度にたいそうな怒り。
しばらく実況アナも口を挟めないほどまくしたてていた。
岩本曰く、まだ7回で味方の攻撃が残っているのに投手がマウンド上で味方の意欲をそぐような態度をしてはだめと言うことである。
スカパーのプロ野球ニュースでそのダルビッシュ投手が映し出されていた。
ホームランを食らった後、打球方向に向かってマウンド上でしゃがみ込んで落ち込んでいた。
表情も全く冴えない。

岩本の弁によると「投手たるもの、このような形で点を取られることはよくあること」。
問題はいかにしてその後をちゃんと抑えて味方の反撃のリズムを作るかが大事と言うことである。
まったく岩本の解説するとおりである。
「投手」は守りの要。
その投手がマウンド上でこんな無様な姿をさらけ出していては戦闘意欲も失せる。
岩本はいますぐこの場で誰かがダルビッシュをぶん殴って教育しなければダメだとも発言した。
もしベンチに岩本がいたら、引き上げてきたダルビッシュを呼び出してロッカールームで説教(殴打だと思うが)していただろう。

日本ハムはけっきょく8回は三者凡退、9回もトップからの攻撃だったが0点で試合終了。
岩本の解説通り、攻撃陣も戦闘意欲を無くしていたようだ。
ダルビッシュ投手は間違いなく日本ハムのエースになれる素材を持った器だ。
だけど、気分屋でまだプロ意識が足りない。
考えてみればまだ19歳の若僧だ。
これからの日本ハム首脳陣の教育に期待したい。

西武は非常にいい勝ち方。
打線が湿っているこの時期、とにかく投手が最小失点に抑えてくれないと勝てない。
帆足は6回を2点に抑えた。
松坂のように相手をねじ伏せるような投手ではないので、2点に抑えれば上出来である。
勝利は付かなかったが、それに準ずる好内容と言える。
後を継いだ三井も崩れそうになりながら踏ん張った。
8回を投げた石井貴は味方が勝ち越した直後だけにすごい気合いだ。
2004年ポストシーズンを思い出す内容だった。
そして最後を締めたのは小野寺。
今日は気合いが入っていたようだ。
投手は向かっていく気持ちが大事。
失敗を恐れずにスローガン通り「挑戦あるのみ」である。



○西武3-2北海道日本ハム
.640 [16-9]①
▼西 武-日本ハム 5回戦 (西武4勝1敗、インボイス西武、18:00、10510人)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
日本ハム 1 1 0 0 0 0 0 0 0       2
西 武 0 0 0 1 1 0 1 0 X       3

【投手】
(日)ダルビッシュ、岡島-高橋
(西)帆足、三井、石井貴、小野寺-細川

【責任投手】
(勝)三井8試合2勝1敗
(S)小野寺12試合7S
(敗)ダルビッシュ5試合1勝3敗

【本塁打】
(日)森本3号ソロ(1回、帆足)
(西)細川1号ソロ(5回、ダルビッシュ)、石井義1号ソロ(7回、ダルビッシュ)

【戦評】
 西武は1-2の五回に細川の1号ソロで追い付き、七回に石井義の1号ソロで勝ち越した。2番手の三井が2勝目。小野寺が7セーブ目を挙げた。日本ハムは計12安打で2点。先発のダルビッシュも踏ん張れず、3敗目を喫した。
by rs422a | 2006-04-26 23:59 | SEIBU-2006 | Trackback | Comments(4)
Commented by extranjeco at 2006-04-27 16:11
 確かに前日とは逆の試合展開でしたね。
 前日はワンチャンスをモノにできなかったですからね。

 岩チャンの言う通りアレは良くないですね、確かに。
 自分で反撃の芽を摘んでしまったのかもしれません。
 逆にベンチでグラブを叩きつけるほどの気構えが
 必要だったかとも思いますよ。
 以前ブライアントに打たれてうなだれていたナベQを
 思い出してしまいましたよ。
Commented by hawksfan at 2006-04-27 17:02 x
石井義人選手、いいところで打ちましたねー!
やっぱりこの選手は相手チームにしてみると非常に怖い存在ですよね。
ダルビッシュ投手は将来有望です!スター性もあるし、パリーグに
こういう選手がいることはとても喜ばしいことです。
ホークスものってきたので、プレイオフは「ライオンズvsホークス」の
一騎打ちで日本一(?)を決めましょう。
(実質パリーグ優勝が日本一だと思っている私(笑))。
Commented by rs422a at 2006-04-28 07:19
★hawksfanさん
今年はレギュラーで使ってもらえないせいか、石井義人選手がなかなかがんばっています。
昨年はチャンスで打つところを見たことが無かったのですが、今年は勝負強いところを見せてくれています。
このままプレーオフに向かって一位通過としたいものですね。
Commented by rs422a at 2006-04-28 07:34
★extranjecoさん
ダルビッシュ投手、星野仙一の気合を見習って欲しいですね。

星野投手は1981年の巨人戦で遊撃手の宇野"ヘディング"大エラーで連続得点試合記録を更新されてしまいました。
でもその後もめげずに投げて勝利投手となりました。
得点されたときの星野の悔しがり方がすごかった。
グラブを地面にたたきつけてすごく悔しがっていました。

これくらいの反骨心がないとプロの投手としてはやっていけないのでしょうね。