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今振り返る、今年もっとも悔しい試合
春のWBCから数えてずっと盛り上がったプロ野球だった。
パ・リーグの方が盛り上がったという調査結果。

1年間西武を応援してきたので日本ハムがパ・リーグ代表として日本一になりアジア選手権も制覇したことは喜ばしいことであるのだが、いまだに釈然としないものがある。
西武はレギュラーシーズンでは日本ハムに対して13勝7敗と圧倒していたのにプレーオフで当たることも無く敗退してしまったからだ。
まるでSASUKE(TBSのスポーツ番組企画)第三ステージ序盤で池に落ちたような、なんともやりきれない結果だ。
まあ勝負事だ。
負けてしまったものはしかたがない。
来年はこんな思いをさせないでくれ>西武選手たち

そんな2006年西武球団の試合の中でも特に印象に残る「痛恨の一敗」を考えてみた。
54の負け試合の中で選んだのは3月28日のソフトバンク戦である。
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◇ソフトバンク対西武 第一回戦
◇2006年3月28日(火)
◇開始18時01分
◇福岡ヤフードーム
◇観衆24394人

ソフトバンク先発は新垣。
西武先発は帆足。
いずれもBローテーションの初戦を任された、第二エース同士の対決であった。

帆足はヤフードームとの相性が悪く、昨年まではこの球場では打ち込まれていた。
福岡県出身の帆足としては地元凱旋なのであるが情けない姿ばかりだった。
ところが、この日は昨年までの帆足とはまったく違う力強いピッチングを見せた。
7回までホークス打線を1安打無得点に抑える快投ぶり。
しかし味方の援護がG.G.佐藤のホームランによる1点だけ。
帆足に疲れが見えた8回、ついに同点にされてしまった。
8回で帆足は降板、9回表は西武は無得点。残念ながら帆足には勝ち星付かず。
9回裏に登板した大沼と星野が四球を出しただけでピンチを広げ、最後は田崎が打ち込まれて逆転サヨナラ負け。

西武もチャンスがなかったわけではない。
1回表は二死満塁と新垣を攻めた。
だが6番中村はあえなく三振。
中村は3打席全て三振。

この試合を落としたことで2006年の帆足は波に乗れない状態が続いた。
とうとう二軍でシーズンを終了することとなった。
サヨナラ打を許した田崎はシーズン終了後に戦力外通告。
中村もまた一年を通じてチャンスに弱く、一本ヒットが欲しいところで凡退ばかりであった。
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一方相手の新垣は2006年は13勝をあげて先発ローテーションの柱として活躍。
最後に虫垂炎で戦線を離脱したが、貧打に苦しんだソフトバンクが優勝争いに加われた原動力となった。
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まさしくこの一年の両チーム主力選手の明暗を分けた試合であった。
そして西武にとってはこの一敗が最後まで響いた。

ついでに書くと、この試合の主審を担当した林さんと西武球団は相性が極めて悪かった。
2006年度は林さんが主審を勤めた試合で全敗したのであった.....
by rs422a | 2006-11-24 21:11 | SEIBU | Trackback(1) | Comments(0)
Tracked from EIA(米国電子工業会.. at 2006-12-31 15:30
タイトル : 今振り返る、今年もっともエキサイトした試合
2006年最後のネタは西武球団ネタにしておこう。 11月24日に悔しい試合のことを書いたので、今年最後は逆に一番盛り上がった試合を書こう。 おそらく西武ファンクラブ会員ならば全員が7月8日の西武対北海道日本ハム10回戦を挙げると思う。 私もこの試合をチョイスする。 7月7日から始まった西武と北海道日本ハムとの三連戦の二戦目である。 この三連戦前の両チームの状況を書いておこう。 日本ハムは6月20日の交流戦最終のヤクルト戦から連勝が始まり、10連勝して所沢に乗り込んできた。 一方西武も...... more