2007年 09月 14日
怪傑ライオン丸
「ピー・プロ」と聞いて心ときめく中年親父は多いと思う。
スカイパーフェクTV!において「ピー・プロ魂」という特集が組まれている。 今は怪傑ライオン丸を夢中で見ている。 今見てもやはり面白い。 怪傑ライオン丸はすごい作品だ。 主人公・獅子丸に沙織、小助の三人が大魔王・ゴースンを相手に戦うというのが基本ストーリー。 だいたいこういう番組では主人公以外の二人はただの足手まといになるのが定番だが、ライオン丸では違う。 沙織、小助も立派に活躍するのだ。 まあ人質に取られる機会が多いのはしかたないとして、沙織も小助も十分に見せ場がある。 特に小助は爆弾の使い手ということと、天馬・ヒカリ丸を呼ぶ笛を持っていることからライオン丸(と獅子丸)を後方支援する。 敵のライバル魔人もすばらしい。 ゴースン第一の子分を自称する分身魔人・デボノバは最初の大幹部。 こいつが見事なヘタレっぷりを見せる。 最初は威勢がいいのだが、だんだん弱気になってきて最後の方では味方のゴースン魔人からも見下されていた。 悪役幹部の楽しさを見せてくれた。 続いて登場したタイガー・ジョーはライオン丸の直接ライバル。 人間体である虎錠之介役の戸野広浩司さんは撮影中に事故死したそうだ。 すごみのある演技をしていたので実にもったいない。 もちろん戦いのメインである殺陣もすばらしい。 迫力満点の戦いぶりを見せてくれる。 当時の子供たちにチャンバラブームが発生したのも道理だ。 「ライオン飛行切り」なる「なんだかわからないけど適当に言葉を発しての技」もなんとなく神秘的な感じがしてよい。 まだそれほど放送基準が厳格ではないので、今では放送禁止となった用語が連発するのも自然でよい。 現代の番組では厳格すぎておかしな表現が多くておもしろくない。 小林亜星作曲の主題歌も勇ましくてすばらしい。 滅多にカラオケに行かない私だが、これを歌うと力が入る。 ♪か~われ~しーしーまーるぅーライオン丸に~ 西武の情けない打者たちもライオン丸に変身してくれないか。 放送も残り半分。 ますます見逃せない展開が続くことだろう。
by rs422a
| 2007-09-14 22:39
| 特撮TVまんが
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Comments(2)
ライオン丸は何故かあまり覚えていません。裏番組に何か強力なのがあったのかなぁ?
「風雲ライオン丸」になると、たてがみが無くてメスライオンみたいになってしまいましたね(笑)。 ライオン丸はまだしも、「変身忍者 嵐」なんかは、全然観ていませんでした。 子供の頃の私は、時代劇は古臭くてダサいと思っていたのかもしれません。
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rs422a at 2007-09-15 21:07
★ソニカメさん
怪傑ライオン丸はおもしろいです。 やはり続編が作られるような人気作品は間違いがないです。 変身忍者嵐は前にスカパーでやっていましたが、これも竜頭蛇尾で、最初はおもしろかったのですが最後はトホホな番組に成り下がっていました。 ※前半は林寛子のパンチラがメインかもしれません バトルホークは紅鬼大人死亡後、急激にトーンダウンしてぜんぜんおもしろくなくなってしまいました。 予算もいよいよ無くなったのか、ただのお面をかぶった奴がテロル闘人として振る舞っているし。 チープ過ぎる怪人は逆に一見の価値があるかも...そんなわけはないか。 |
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