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西武バスのバスポイントを考える
私がよく利用するバスは210円均一区間である。
Pasmo/Suicaでバスに乗ると一回につき210ポイントのバスポイントが貯まる。
バスポイントがある程度貯まると特典バスチケットへ自動引き換えとなる。
特典バスチケットの有効期間は10年間。
しかしバスポイントの積算は一ヶ月ごとに打ち切られる。
翌月の1日からはまたゼロからのスタートとなる。
1日から月末までの最大31日間で貯まるバスポイントでどれだけ特典バスチケットがもらえるかシミュレーションしてみよう。

31日間で行きと帰りの2回バスに乗ると考えると
 31×2=62
と、62回が最大の利用回数となるだろう。
もし一日に3回以上バスに乗る機会があれば、500円の一日乗車券を買ったほうが得だ。
※同じ会社のバス路線に乗ることが条件となるが
西武バスのバスポイントを考える_c0055552_21583124.gif

まず5回乗ると1050バスポイントが貯まる。
1000バスポイントで特典バスチケットが100円分自動引き換えとなる。
これで次回乗車時には特典バスチケットの100円が優先的に使われる。
つまり6回目の乗車時に支払う運賃は210円ではなく110円となる。
このときは110円の支払いなので、バスポイントも110ポイントしか貯まらない。
10回目で2000バスポイント達成で特典バスチケットは100チケットつく。
16回目、21回目乗車までは同じく100チケットずつ付与されていく。
累計で4000バスポイント獲得までは1000ポイントごとに特典バスチケットが100チケットなのでわかりやすい。
しかし、5000バスポイント以上獲得するとややこしくなる。
5000バスポイントを達成すると特典バスチケットが450チケットもらえる。
26回目の乗車で5000バスポイント達成となる。
突然450チケットももらえるのは磁気バスカードのプレミア分に合わせたからである。
磁気タイプのバスカードは販売価格5000円で5850円使用可能である。
特典バスチケットは5000円以上バス代として消費すると850円分得したことになるわけだ。
6000ポイント以降は1000ポイントごとに170チケットもらえる。
10000ポイントまでこれを繰り返す。
それ以上貯まったときの記載は西武バスWebには見当たらないが、Wikipediaの情報によるとゼロリセットされるらしい。
シミュレーションしてみると、特典バスチケット引き換えが無駄なく使える回数が無い

一ヶ月間に10回乗ったらバスポイント2000達成で特典バスチケットお釣り無し。
初めてPasmo/Suicaをバス運賃支払いに使う場合は10回でとどめるべきだ。
しかし無駄なく使っているように思えるが、翌月が面倒だ。
翌月はたまったバスポイントが優先的に引かれるので運賃110円からスタート。
ポイントはゼロリセットされているから110ポイントたまるところから始まる。
特典バスチケットを無駄なく引き換えることができなくなる。
必ず数十ポイントが無駄なバスポイントとなって消えることになる。
きっちりお釣りなく得する乗車回数がないのだ。

磁気タイプのバスカードのプレミアには有効期限はない。
五千円支払えば確実に850円のプレミアがつく。
わかってはいたものの、やはり磁気タイプのバスカードの方が得だ。
by rs422a | 2007-11-16 21:59 | SEIBU | Trackback | Comments(0)